被毛が長く多い犬種はトリミングが必要です。
プードルやヨークシャー・テリア、マルチーズなどのシングルコートの犬は、年間を通して少しずつ毛の生えかわりがあります。
これをそのまま放置しておくと、毛が絡まってしまうためトリミングが必要になります。
また、チワワやダックスフンド、ポメラニアンやコーギーといったダブルコートの犬種もトリミングが必要です。
ダブルコートの犬種は、冬場になると保温性を高めるためにアンダーコートと呼ばれる毛が生えてきます。
このアンダーコートは夏場になると、通気性をよくさせるために抜けおちていきますが、トリミングによるカットで手入れを行う必要があります。
一方、毛質の特徴上、毛足が短い犬種はトリミングをする必要はありません。
フレンチ・ブルドッグやパグなどは、トリミングでカットをするほど被毛が長くならないため、わざわざサロンに行ってトリミングする必要はありません。
スムースコートと呼ばれる被毛の短いタイプの犬種もトリミングは不要です。
同じ犬種でも、被毛が長いタイプと短いタイプの犬が存在します。
チワワやダックスの中でも、スムースコートチワワやミニチュア・ダックスフンドなどは短い毛のタイプになります。
こうした、被毛が短いタイプの犬は、毛が長くなりすぎることはないので、トリミングは不要です。
ただし、ここで注意が必要なのは、トリミングが不要と言うことであって、グルーミングは全ての犬に必要です。
このため、定期的にシャンプーや耳や爪の手入れを行い、清潔な体を保つようにしましょう。
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