一般的な医薬部外品の育毛剤は、重大な副作用はほとんどないと言われておりますが、育毛剤によっては、何十種類という多くの育毛成分を配合している商品もあります。
このため、含まれている育毛成分の中には、肌に合わない成分がないとは言い切れません。
また、医薬品は医薬部外品よりも効果が高いため、それだけ副作用のリスクも高まり、抜け毛、頭痛、めまい、かぶれ、むくみ、体重増などの副作用が起こることもあります。
症状が出たときには、すぐに使用を中止し、医師や専門家に相談するようにしてください。
特に、ミノキシジルを配合した医薬品育毛剤を使用した人の中には、顔の発汗や頭皮に湿疹が出る人が数%程度存在しています。
これはミノキシジルの血管拡張作用によって起こる副作用です。
また、ミノキシジルには血圧を下げる効果もあるため、低血圧の人には注意が必要です。
ミノキシジルによって肌が拒否反応を示す場合は、化学添加物が含まれている育毛剤である可能性が高く、発汗や湿疹、ニキビや吹き出物、かゆみといった肌アレルギーがあらわれ、中には、かゆい肌をかきむしっただけなのに、皮膚が剥けてしまうこともあるようです。
このため、育毛剤を使用する前には、必ずパッチテストを行って肌の反応を見ましょう。肌がデリケートなタイプの人は、天然由来成分のみで作られた無添加の育毛剤を選ぶようにしましょう。
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