ワキガは遺伝的な要因もあるため、予防だけで完全にニオイを抑えられないケースもありますが、ニオイの程度を抑制することはできます。
■食生活の改善
肉をはじめとした高カロリー、高脂肪食の食品の過剰な摂取はワキガを引き起こすきっかけとなる可能性があります。
これには、牛乳やバターなど、乳脂肪分が豊富に含まれるものも該当します。
できれば、同じたんぱく質でも大豆製品や魚を中心にした食生活を心がけましょう。
■飲酒や喫煙を控える
アルコールやニコチンには汗腺を刺激する作用があります。
これらを摂取するとアポクリン汗腺の働きが活発になるので、控えた方がよいでしょう。
また、アルコールやニコチン自体が、強いニオイ成分でもあることから、ワキガ体質の人でなくても、体臭がきつくなる可能性があります。
■ストレスを溜めない
ストレスがかかると交感神経が優位に働くため、暑くもないのに汗（冷や汗など）をかいてしまい、これを精神性発汗といいます。
ワキガの原因は汗にあるため、精神性発汗はニオイを抑える上では大敵ですので、ストレスを溜めこまないよう心がけましょう。
■運動する習慣をつける
運動してこまめに汗をかくと、老廃物の排出を促すことができます。
老廃物は細菌の繁殖にも関与することから、この量が減ると、ニオイを軽減することができます。
また、適度な運動はストレス発散にもつながります。
ただし、運動して発汗すると一時的にワキガ臭が強くなることがありますので、患部をしっかりと洗うようにしましょう。
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