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福島原発事故以来、水道水の放射性物質汚染が大きな問題となりましたが、水道水にはこれだけではなく、他にも有害な物質が含まれております。


特に、近年は生活排水や農業用水による河川水の汚染が問題となり、それに伴って、投入される塩素濃度が高くなり、この結果、「水道水はまずい」「そのまま飲むのは危険」などと、水道水の安全神話に疑問を呈されるようになりました。


現在の水道水に含まれる成分の中で、人体に有害となりうるものとしては、塩素があります。


塩素は、河川水の殺菌・消毒のために浄水場において投入されるもので、法律によって、各家庭の蛇口まで塩素成分が残るよう定められております。


このため、水道水に残留塩素が含まれているため、髪や肌への影響が懸念されております。


すなわち、塩素は人体のタンパク質成分にダメージを与えるため、水道水を使用することによって、髪の毛や肌の保水能力を低下させるだけでなく、カサカサ肌やアトピーの原因ともなるのです。


また、独特のカルキ臭が発生します。これは、塩素が水中のアンモニアと反応することによるもので、これが、水道水はまずいと言われる原因の一つとなっております。


また、栄養成分の破壊も無視できません。野菜や米などを水道水で洗うと、塩素が細胞に入り込んでビタミンの一部が破壊されてしまうのです。


このため、汲み置きをしたり、浄水器をつけるなどして、塩素を取り除くことが推奨されます。


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2024/07/15(月) 06:19 健康 PERMALINK COM(0)
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